桜の蕾が一斉に花ひらき心ときめく新学期を迎えました。3月19日に94名の卒園児を送り出し、この春28の小学校に入学します。そして81名(年少児76名、年中児5名)の新入園児を迎え、進級児155名、計236名の園児と共に平成27年度がスタートします。
新入園児の保護者の皆様、お子様のご入園おめでとうございます。入園の日を楽しみに待っていて下さっていたことと思います。今までご家庭での生活が中心だった子供達も今日から初めての集団生活が始まります。新しい園生活には楽しさや喜びと共に不安もあることでしょう。今まで家の中では自由になっていたことも集団生活ではそうならないこと、また常にそばにいてくれた保護者の方と離れて先生や友達と一緒に生活することに初めのうちは戸惑いや不安もあり泣いてしまう子供もいるかと思います。幼稚園の生活のリズムに慣れるまでの期間に子供により長短はありますが、園での楽しい時間を繰り返し過ごしていくことで、徐々に不安もなくなり、笑顔で園に通えるようになり、元気いっぱい園庭を走り回っている姿が見られるようになります。その力の源泉はご入園までのご家庭での子育てで十分に育っています。お子様の育ちを信じて、ゆっくりでも待ってあげることが大切です。温かくお子様の背中を押して、園にお預け下さい。私たち教職員は子供にとってこれから長く続く学校生活の“最初に出会う先生”として誠心誠意お子様に接し、お互いの絆をより太く育てていきたいと考えています。 進級在園児の保護者の皆様、お子様のご進級おめでとうございます。進級児の皆さんは一つ上の学年になり、また新入園児を迎え、張り切っていることと思います。新しい友達の手を引いて、幼稚園の事を教えてあげている姿が今から目に浮かびます。今まで以上の成長を見せてくれることをとても期待しています。
お子様の健やかな育ちを支えるために、是非、保護者の方と園とが同じ方向を見て、車の両輪のように力を合わせて行きたいと考えています。私たち教職員一同、子供のために努力を惜しまない所存でおりますので、今年一年もご理解とご協力をお願い致します。