園便り5月号恒例の『できていること』チェックです。新入園の方は一つでも多くなるようにこれからの生活で意識をしてください。在園の方はもちろんパーフェクトですよね。そうでないとちょっと心配ですよ。
『楽しみながら』『褒めながら』でできることを増やしていくことで大切なことは、子供が喜んで自分でやるようにさせることです。では、どうすれば喜んで自分でやるようになるかというと、『ユー・メッセージ』ではなく『愛・メッセージ』で伝えるようにするということです。 『ユー・メッセージ』は「You・メッセージ」です。『愛。メッセージ』は「I・メッセージ」です。「(あなたは)自分でポロシャツを着なさい!!」が『ユー・メッセージ』です。「ポロシャツを自分で着られて、お母さん(私は)うれしいな」が『愛(I)・メッセージ』です。「自分で着られるようになったら、お母さん(I)はうれしいな」もこれも『愛(I)・メッセージ』です。 『愛(I)・メッセージ』攻撃でお子さんのできることをドンドン増やしていきましょう。子供はお母さん(お父さん)が喜んでくれるのが一番の喜びです。そこを刺激してあげるのが「親子で楽しみながら」お子さんのできることを増やしていくコツです。また、この『愛(I)・メッセージ』は「うれしいわ」だけでなく、「悲しいな」や「嫌な気持ちになってしまうな」「困ってしまうな」でも使えます。要はあなた(ユー)の行動がお母さん(お父さん)の気持ちをどうさせるのかを伝えてあげるということです。大型連休で親子で一緒の時間が増えますので、是非『愛(I)・メッセージ』を意識した言葉掛けを心がけてみてください。
みさと幼稚園では『子供にできることは子供に』なるべくやらせるようにしています。また、子供たちには『自分でできることは自分でできるようになろうね』と伝えています。新入園の子供たちもこの3週間で見違えるくらい集団生活ができるようになり、個人として幼稚園でできることが増えています。とはいってもほとんどの子がまだまだ手伝いが必要ですが、それでも登園してからの朝の準備や保育の準備や活動、給食・弁当や降園準備、金曜日のお荷物袋の用意などを自分の手で行えるようになってきています。『できることが増えていくこと』はその子の自信に繋がっていきます。そして自信を積み重ねることによって自立につながっていきます。ご家庭でも生活の中でお子さんのできることを褒めながら増やしていってあげてください。
新入園児にとっても進級園児にとっても新しい幼稚園での生活に慣れてきたところでの大型連休です。連休後の一日保育がスムーズに送れるように飛び石での大型連休中も生活のリズムがもてるように過ごしてください。また、基本的感染症対策は十分に意識してお過ごしいただき、楽しく充実した大型連休をお楽しみください。
みさと幼稚園ではエコキャップ運動を推進しており、ペットボトルのキャップを集めています。環境にやさしく、そして人の命を救うこともできるエコキャップ運動に是非ご参加下さい。尚、キャップの持ち寄りの際には、洗って、乾かしてからお持ち下さい。是非、ご家庭でその作業をお子さんと一緒にやり、子供の心の中に命を大切にすることや資源を大切にすることの種を植えていただければと思います。 環境のことや健康のことを考えると、私たちはペットボトルを使わないですむ生活を考えていかなくてはいけません。一本でもペットボトルの消費を減らすこと、また、捨ててしまえばゴミになるものを資源として活かすこと、この両面を考えることが大切です。